不妊治療を経て待望の子供を授かったあなたの喜びと、その後に続くセックスレスの寂しさ、よくわかります。子育てに追われる毎日の中で、ふとした瞬間に夫婦の愛情の欠如を感じる気持ち、きっと多くの女性が共感するのではないでしょうか。
不妊治療は、精神的にも肉体的にも大変な過程ですよね。でも、体外受精に耐え抜き、奇跡の子供を授かった。その強さと忍耐力に、心から拍手を送りたい。そして今は、夫と協力しながら子育てに奮闘中だとか。本当に素晴らしいパートナーシップだと思います。
でも、その一方であなたの中には、もう一つの寂しさが潜んでいる。夫とのスキンシップ、セックスがないことへの喪失感。40歳という年齢を考えると、もうそういった行為を求める歳ではないのかなと自問自答する日々。
でも、私はあなたの気持ちが痛いほどわかります。子供を産んで子育てに没頭するあまり、女性としての自分を置き去りにしてしまう。メイクも服も、ついつい後回しになってしまう。そんな自分を見て、「ああ、魅力がなくなったから夫は私に興味を持ってくれないのかも」と思うこと、ありますよね。
セックスレスになると、男性はどう感じているのか。私も何度も疑問に思ったことがあります。子供ができたら、もう奥さんには興味がなくなってしまうのか。男性にとって、セックスがない生活は耐えられるものなのか。
でも、あなたの夫は少なくとも、他の女性に走る様子はないようですね。それだけ、あなたとの関係を大切にしているのだと思います。
セックスレスの寂しさは、言葉では表せないほど大きいもの。3ヶ月に1回くらいの頻度で、ふとした瞬間に込み上げてくる喪失感。私も同じような経験があります。夫の帰りが遅い夜、ベッドの中で一人涙を流したこと、数えきれないほどありました。
でも、あなたは一人じゃありません。セックスレスに悩むママたちは、きっとたくさんいるはず。産後の身体の変化、ホルモンバランスの乱れ、育児の疲労。そういったものが複雑に絡み合って、女性としての自信を失わせてしまうのかもしれません。
でも、忘れないでほしい。あなたは、不妊という困難を乗り越えて子供を授かった、強くて美しい女性なんです。たとえ今はメイクをしなくても、部屋着姿でも、あなたの内面から溢れ出る母性の光は、きっと夫の目にも輝いて映っているはず。
大切なのは、夫婦でオープンに話し合うこと。寂しさを感じている気持ち、女性としてまだ愛されたいという想い。そういったものを、恥ずかしがらずに夫に伝えてみてください。もしかしたら、夫も同じような寂しさを感じているかもしれません。
セックスだけが夫婦の絆ではありません。でも、お互いのスキンシップを通して感じる一体感、つながりというものは、関係を深めるために欠かせない要素の一つ。だからこそ、あなたの気持ちを夫に理解してもらうことが大切なんです。
ベッドの中だけでなく、日常の何気ない瞬間にも、二人でスキンシップを取り入れてみるのはどうでしょうか。手をつなぐ、頬にキスをする、抱き合う。そんな小さな積み重ねが、セックスレス解消への第一歩になるかもしれません。
40代だからといって、女性としての人生が終わったわけじゃない。むしろ、これからが本当の意味での夫婦の時間だと思うんです。子育ての喜びを分かち合いながら、二人の絆をもっと深めていく。そんな素敵な未来が、あなたたちを待っているはず。